平成25年 2月
No.92
No.92
高浜虚子の句で、この句によって“去年今年”という季語が定着したといわれます。“貫く棒の如きもの”とはいったいなんであるか、解釈は人によって異なるようです。
「『後拾遺集』の小大君の歌
が、この季題の本意といえよう。昨日を去年といい今朝を今年という、そんな時の流れの中にあって、貫いているものは変わらない、というのである。それはいわば棒のように変哲もなく、まっすぐで、年が改まったからといって改まることもない。実生活も、信条も、棒のようなものです。」
と言っている人もいれば、
「去年から一夜明けると今年となり正月を迎える。たった一日違いであるが,そこには悠久の時の流れの中で貫かれている太い一本の棒のようなものがある。それを大切にしてこそ新年の意味がある。年が去り、また新しい年がやって来て、心が新たになる。しかし、時は移りゆくとも決して変わらない強い意志が心の内に棒のようにまっすぐに貫いている。そんなゆるぎないものを大切にしていきなさい。と語りかけてくる。」
と解釈している人もいます。あなたなら、「貫く棒」をどうとらえますか。
さて、新年が明けて早一ヶ月が経とうとしています。すでに、中学入試、センター試験、私立高校特奨入試が終わりました。残りわずかな時間ですが、目標とするものに向かって、自分の意思を貫いていきましょう。
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自習の心得
受験も間近になり、積極的に自習に来る生徒が増えてきました。ただし、マナーをきちんと守るようにしてください。
- 自習は一人でする
- 授業中の私語は厳禁
- 音楽を聴いたり、ケータイ・スマホをあたったりしない。
- 一度、自習を始めたら、授業中は立ち歩いたり、教室の外に出たりしない。
(授業時間に合わせて行動する。)
周りに迷惑をかけないよう、自習に取り組んでください。