平成26年 12月
No.112

プロテニス選手、錦織圭の活躍は、日頃あまりテニスに関心のない方も、そのニュースには注目している方が多いと思われます。

錦織圭選手の覚醒とおもえる快進撃は、コーチであるマイケルチャンとの出会いがあります。 マイケルチャンがコーチとなって教えてくれたものの中に「カラダが小さいことを逆に利用する。」「一度負けた対戦相手には次の準備をする。」などごくあたり前のことです。 それらあたり前のことをひとつひとつ極限レベルまで昇華していくことで、「自分がなり得る最高の選手になるための努力が大事だ!」とコーチは言い切っています。

マイケルチャンが現役のときのプレースタイルは、粘り強いプレーです。 マイケルチャンは相手のボールを徹底的に拾うというプレースタイルを貫き、結果を出してきました。 錦織圭選手が試合でやっているのは、まさにこの「粘り強い執念のプレー」なのです。 ですから試合もフルセットになることが多く、試合後半においては特に対戦相手がミスをしているシーンが目につくのは偶然ではないと言うことが出来ます。

2013年秋からマイケルチャンに指導され、その結果が出始めているといって過言ではありません。 マイケルチャンというすばらしいコーチとの出会いで、錦織圭選手の能力は覚醒してきたと言っていいでしょう。

私たちも生徒を教える側として、生徒にどのように対応していくか、持っている力をどれだけ発揮させられるかを常に考えています。 生徒が粘り強い執念をもって取り組み、一度やった問題を次は必ず解けるようにする。 当たり前のことを実践できるよう指導していきたいと思います。

《冬期講座期間中の通常授業について》

自啓館では12月21日(日)~1月6日(火)の期間で冬期講座を行います。 (詳細は冬期講座の案内をご覧ください。) 冬期講座期間中の通常授業は休講となります。 (12月の第1週目は11月の第5週目で行っています。) よって、2週間ほど通常授業がない状態となります。 受験生はもちろん、他学年についても2学期の重要な学習内容を冬期講座で復習し、 冬休み明けのテストに向けて取り組んでいきますので、積極的な参加をお待ちしております。

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