車の中で、ラジオを聴いていたら、惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った、イトカワの表面物質の分析結果について語っていたので、耳を傾けていると、その話は、こんな感じ 「イトカワの宇宙風化を調べるため、微粒子を樹脂で固め、厚さ約0.1μm（1μm=0.001mm）ごとにスライスして、その断面を電子顕微鏡で観察・・・・」 この時点で頭の中が？？？つまりは、1/100㎜の微粒子をさらに1/100にスライスするということらしいのですが、理屈は分かっても想像の域を超えていました。 その他の分析結果から、イトカワがどうやってできたのかなどが解明されてきているようです。 また、イトカワには太陽系のごく初期の形成プロセスの痕跡が残っていることも分かっていて、分析が進めば、イトカワの歴史だけでなく、約46億年前の太陽系の誕生やその進化過程の解明につながるそうです。 生徒に教えている内容が、学問の入り口の扉をたたいたぐらいでしかないんだと感じるとともに、その先に広がる世界にもっと興味をもたせてあげたいと思いました。

さて、年が明けて、中学入試、センター試験、私立特奨・推薦入試と続きました。 これで決まる生徒もいますが、まだ受験シーズンは始まったばかり、これからが本番の生徒も多くいます。 体調に気をつけて頑張りましょう。