自啓館だより
平成28年 10月
No.134

今年は、台風の日本上陸が多いようです。 先月に台風が上陸した回数は4回。 8月の上陸数としては、歴代1位タイでした。 9月も2回上陸し、合計6回! これは平均の倍の上陸ペース! 台風10号のルートにいたっては、沖縄の東海あたりまで南下後、なんとUターンして東北地方の太平洋側へ上陸。 これは、3年に1度の確率で発生すると言われる、反時計回りの気流・モンスーン渦が原因だそうです。

ところで台風には名前が付けられているのをご存じでしたか。 16号の名前は「マラカス」です。 その命名の方法が気象庁のホームページにありましたのでご紹介します。

台風の番号の付け方と命名の方法

気象庁では毎年1月1日以後、最も早く発生した台風を第1号とし、以後台風の発生順に番号をつけています。

台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。

平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。 台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。

なお、台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。

(気象庁ホームページより。一部省略)

ちなみに16号の「マラカス」はフィリピンの命名で「強い」という意味です。

日本が付けた名前は、テンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ハトこれはすべて星座の名前でした。

他の国は、動植物や自然、神様、人の名前などさまざまです。

こんなのが、テストに出ると面白いのにと思うのでありました。

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