No.149
2020年度以降の国立大学入試改革が行われますが、具体的にどうかわるのかを簡単に説明したいと思います。
大きなポイントは二つ。
一つは共通テスト（現センター試験）に、より高度な記述式問題も導入されること。
これまでも国立大学の多くが２次試験で記述式試験を実施してきました。 しかし、「思考力・判断力・表現力」をこれまで以上に評価する試験にしていく必要があるという課題認識があります。 そのため、複数の素材を編集・操作し、自らの考えを立論し、さらにその過程を表現する能力を適切に評価できる問題へと、作問の改善を図っていくとしています。
二つめは、各大学の試験においても書類審査や面接を導入するという点です。
学習意欲など、学力試験によっては測ることのできない能力や態度をより適切に評価するため、調査書や受験生本人が記載する資料（志望理由書や学習計画書など）、面接などを活用する方法を検討し、実施可能なものから順次導入していきます。
今の中３が高３になったときに導入される予定ですが、表現力（記述）については、今のうちから練習はできます。 記述問題を避けずに、意欲的に取り組んでいきましょう。
先月号でもお知らせしましたが、12月23日（土）〜1月8日（月）の期間は冬期講座を行います。 冬期講座では受験生の受験対策はもちろん、他学年の生徒に対しても、これまでの総復習や冬休み明けの課題テスト対策などを行います。 昨年の冬期講座でもこの講座で多くの生徒が力を伸ばしました。 苦手教科もこの講座で克服しましょう。 教室・時間帯によっては、空き席がございます。 また、冬期講座の期間中に部活等の都合で来られない日があっても、振替授業ができます。 まだお申込みでない方は、ぜひこの機会をご利用ください。 また、並行して冬休み課題テスト対策講座も行っていますので、冬休み明けのテスト対策としてご利用ください。
なお、冬期講座中の通常授業は休講です。 通常授業は９日（火）からの開始となります。
中３のＭさん、入会する前の中間テストで４0点代だった理科テストが、入会後80点代にアップしました！ 本人も、頑張った分点数が上がったことで、自信がついたようです。
最後になりましたが、今年も自啓館をご利用いただきありがとうございました。
来年も生徒の成績向上、受験生の全員合格を目指し、講師一同努力していきます。来年もよろしくお願いします。
