自啓館だより
平成30年 10月
No.158

「地震・雷・火事・親父」

世の中で恐ろしいものを順に並べたものとして語り継がれていますが、語源は根拠がないものが出回っています。 最後に出てくる「親父」または「爺」は「大山嵐(おおやまじ)=台風」という説があります。 その「大山嵐」がなまって「おやじ」となったとも言われてますが、「山嵐」を「やまじ」と読むことは無く、さらに「台風」という意味で使われてもいないようです。 日本国語大辞典では、方言として「山風(やまじ)」が持つ意味を次のように載せています。

島根県…「山の方から吹く風」
香川県…「南よりの暴風」「つむじ風」
山口県安芸…「海岸一帯に高潮の押し寄せる風」

江戸時代から、「地震・雷・火事・親父」と使われているため、それ以前がどうだったかは、わかっていないようです。 ただ最後の「親父」は天災という並びでは、やはり不自然ですが、もともと嵐、または暴風のことだったのではないでしょうか。 「嵐よりも親父が怖い」という言葉遊びがウケて語り継がれたものかもしれませんね。 現代では、「親父」のところを「津波」に置き換えて使われることもあるようです。

「天災は忘れた頃にやってくる」ということばもありますが、今年は忘れる暇がないまま次々と台風や地震が日本を襲いました。 今回、大分は直接的な大きな被害を免れましたが、また、いつ起きるか分かりません。 「備えあれば憂いなし」 その日に備えていろいろ準備しておくことが大事ですね。

勉強も同じです。(ちょっと強引ですが) 9月末から10月にかけて各学校で中間テストが控えています。(受験生においては入試)。 まだまだ先の話と考えるか、今から準備するかによって当然ながら結果が大きく影響します。 付け焼き刃の勉強では、対応できませんよ。 計画的に取り組んでいきましょう。

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対象
中学生・高校生
教科
英語・数学・国語・理科・社会
実施日・時間
各教室の塾長と相談の上、決定します。
  • 申し込みの際には、申し込み用紙をお渡しいたします。必要事項を記入、捺印の上、教室長に提出してください。
  • 席に限りがありますので、お早めにお申込み下さい
  • この講座は、座席数や講師の関係で振替授業ができない場合があります。
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