自啓館だより
平成30年 12月
No.160

先日、久住まで足を運ぶ機会があり、その道すがら、いくつもの紅葉に目を奪われました。 緑から朱色へと諧調していく色の流れ、山吹色に染まった銀杏。 無機質なアスファルトも落ち葉で化粧して、透き通った青を背景に、色相・彩度・明度が絶妙な調和をもって風景を演出していました。

ところで、紅葉の代名詞的な「カエデ」や「モミジ」の違いは?

‥‥実はどちらもカエデ科カエデ属で植物の分類上は同じです。 普通は葉の切れ込みの深さをみて、切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと呼びます。 そして、それぞれの名前の由来は秋に草木が黄色や赤色に変わることを意味する動詞「もみず」が名詞化して「モミジ」、葉の形がカエルの手に似ているので「カエルノテ」→「カエデ」と呼ぶようになったそうです。 昔は、カエデの仲間で葉が手のひらのように切れ込んだものをすべて「かへるで」と呼んだようです。

季節は確実に進んでいます。体調管理に留意し、師走に備えましょう。

《冬期講座期間中の通常授業について》

自啓館では12月22日(土)〜1月7日(月)の期間で冬期講座を行います。 (詳細は冬期講座の案内をご覧ください。) 冬期講座期間中の通常授業は休講となります。 よって、2週間ほど通常授業が行われません。

受験生はもちろん、他学年についても2学期の重要な学習内容を冬期講座で復習し、 一人ひとりの現状に合わせて取り組んでいきますので、積極的な参加をお待ちしております。

インフルエンザの流行期に入りました。 厚生労働省は、他の人への感染を防ぐため、 「咳エチケット」 をキーワードとした普及啓発活動を行い、マスクの着用や人混みにおいて咳をする際の注意点について以下のように呼びかけています。

  • 咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。 マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
  • 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

各教室でマスクを準備しています。 マスクがない・忘れた場合は、教室にありますので、申し出てください。 咳エチケットを心掛けることは、周囲にウイルスをまき散らさない効果があるだけでなく、周りの人を不快にさせないためのマナーにもなります。 受験生もいますので、お互い気を付け合いましょう。

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