理科の授業で生徒から湿度の問題が分からないと質問を受けました。 空気が含む水蒸気量を計算する問題なのですが、話を聞いているとどうも湿度の意味が分かってない様子。

そこで、来月から消費税率が10％に上がることを例に挙げて、 「1,000円の品物を購入したら税込みで幾ら払わなければならないか。」と聞くと、 「1,100円。」と答えられます。

今度は「10本のくじがあってその中に当たりが1本あったら。当たる確率は？」と聞くと、 「１/10」と答えられます。

割合自体の考え方は理解できている。 ここで全体の量に対する比較対象の量が湿度の場合なら何になるのかを問う。 さらに具体的に飽和水蒸気量が30ｇでその気温の含む水蒸気量が15ｇならば、湿度は何％かと尋ねると50％と答えられる。

つまり、この生徒は、これらの内容が全く別物だととらえていたと思われます。 しかし、分野は変われども内容的には同じことなんだということに気づけたわけですね。 こんな風に点と点がつながり線となる瞬間、生徒は全てを悟ったように「オーーー！！！」と目と口を縦にあけ、声を漏らします。 そして講師は心の中で「YES!」とガッツポーズをとるのです。

自啓館では、定期テスト対策講座を行っています。 普段の授業で受講していない教科や、今受講している教科のさらなる点数アップを目指します。 ぜひご利用ください。

なお、先月の自啓館だよりでもお知らせいたしましたが、10月から消費税率が10％になることに伴い、定期テスト対策講座の税込み料金も変わりますので、お間違えのないようご注意ください。

対象

中学生・高校生

教科

英語・数学・国語・理科・社会

実施日・時間

各教室の教室長と相談の上、決定します。

• 申し込みの際には、申し込み用紙をお渡しいたします。必要事項を記入、捺印の上、教室長に提出してください。
• 席に限りがありますので、お早めにお申込み下さい
• この講座は、座席数や講師の関係で振替授業ができない場合があります。

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