自啓館だより
令和2年 2月
No.174

今年は閏年。 2月29日が存在する年を指し、4年に一度巡ってきます。 その中でも西暦が100の倍数で、400で割り切れない年は平年(閏年ではない年、つまり2月は28日)とういことをご存知でしたか。

1年は365日ですが、太陽に対する地球の公転周期は365.24219日で、1年で0.24219日のズレを生じます。 4年で0.24219×4=0.96876≒約1日になります。 以前の暦「ユリウス暦」では春分日がずれる問題が起こるため、ローマ教皇グレゴリウス13世が、当時を代表する学者たちを招集して暦の研究を行わせ、1582年にグレゴリオ暦を制定し、現在に至っています。

グレゴリオ暦では、次の規則に従って400年間に97回の閏年を設けます。

  • 西暦年が4で割り切れる年は(原則として)閏年。
  • ただし、西暦年が100で割り切れる年は(原則として)平年。
  • ただし、西暦年が400で割り切れる年は必ず閏年。

この置閏法によると、400年間における平均1暦年は、365+97/400=365.2425日(365日5時間49分12秒ちょうど)となり、平均回帰年(地球の公転周期の平均)との差は、1年当たり26.832秒となって、かなり誤差が小さくなります。 この誤差による暦と季節とのずれは約3320年で1日となります。

近代オリンピックは4年に1回、西暦年が4で割り切れる年に開催されます。 しかし、西暦1900年、パリで開催された第2回オリンピックは、閏年ではなく平年でした。 西暦2100年のオリンピックも平年になります。 その頃のオリンピックはどうなっているでしょうか。 今、ナイキの厚底シューズが巷で話題になっていますが、80年後は、人間の能力を競うこと自体が無意味になっているかもしれませんね。

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