自啓館だより
令和2年 9月
No.181

長い長い梅雨がようやく明けたかと思えば、酷暑が続いています。お身体、ご慈愛ください。

さて、今、将棋界で話題の中心になっているのが、高校生棋士の藤井聡太さん。 6月28日に挑んで勝利した「棋聖戦」の第2局で指した手が、「AI超え」と称賛されています。

注目されたのは、58手目の「3一銀」。 ほとんどの人が意外に感じたものの、藤井七段はこの手を選び、勝利につなげました。

これについて、世界コンピューター将棋選手権で優勝した将棋ソフト「水匠2」開発者の杉村達也さんは、 「『水匠2』に4億手読ませた段階では5番手にも挙がらないが、6億手読ませると、突如最善手として現れる手だった」と解説し、「藤井七段がAI超え」と話題になりました。

これに対して、元将棋名人の「ひふみん」こと加藤一二三さんが 「AIを過大評価する一方で、天才棋士の頭脳のきらめきやひらめきを、そもそも軽視しすぎの世の中ではないかと歯痒い想いがする」 とツイートしているそうです。

確かに、藤井さんの脳内でAIと同じことが行われているかというと、そんなことはないでしょう。 直感やひらめき、場の雰囲気や緊張感、呼吸、間合いなどAIには判断できない要素がいくつも絡み合っていると思われます。 そして、そのひらめきや直感は、これまで積み重ねてきた多くの経験や練習があればこそ、生まれてくるものだと思います。

令和2年度大分県立高等学校入学者選抜学力検査(第一次)の分析
令和2年度 150.4点
平成31年度 150.5点
平成30年度 136.8点
平成29年度 152.6点
平成28年度 134.8点
(各教科60点満点、5教科合計300点満点)

令和2年度大分県立高等学校入学者選抜学力検査の分析が、 大分県教育委員会から出されました。 学力検査合計点の分布については、平成 31 年度と比べて低得点層はあまり変わりませんが、200 点以上 の高得点層が増えています。

教科ごとの平均点の最高点と最低点の差は 8.0 点(英語 34.9 点、社会 26.9 点)となっており、昨年度の7.5 点(国語 32.2 点、数学 24.7 点)より大きくなりました。 数学においては、10~19 点の得点層が他の科目と比べて少なく、英語においては、20~29 点の得点層から 50~59 点の得点層までの人数の割合がほぼ同じであり、50~59点の得点層の人数の割合は、他の科目と比べておよそ5倍程度でした。

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