自啓館だより
令和5年 1月
No.209

サッカーワールドカップは、アルゼンチンが優勝しました。 五度目の大会でようやくワールドカップの栄冠を手に入れたメッシ選手。 ドイツ戦、スペイン戦ともに逆転勝ちした日本代表。 最後まであきらめない気持ちをぜひ見習いたいものです。

さて、来年はうさぎ年ですが、本来の干支でいうと「癸卯」(みずのと・う)になります。 以前 にも書きましたが、干支は「十干」と「十二支」の組合せからなります。

「十二支」は、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥。 「十干」は、甲(こう:きのえ)、乙(おつ:きのと)、丙(へい:ひのえ)、丁(てい:ひのと)、戊(ぼ:つちのえ)、己(き:つちのと)、庚(こう:かのえ)、辛(しん:かのと)、壬(じん:みずのえ)、癸(き:みずのと)の総称で、もとは1から10までを数えることばです。

2023年の「癸卯」の「癸」は10を指していて物事の終わりと始まりを意味するほか、「揆」(はかる)という文字の一部であることから「計ることができるほどの大きな種子となり、春が間近で、つぼみが花開く直前である」という意味だといわれています。 また、「卯」はもともと「茂」という字が由来だといわれ「春の訪れを感じる」という意味、また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があるといわれているそうです。 この2つの組合せである「癸卯」は、「これまでの努力が花開き、実りはじめること」といった縁起の良さを表しているといえそうです。

最後になりましたが、今年も自啓館で受講していただいてありがとうございました。

これから受験シーズンを迎えますが、全員合格を目指し、講師一同全力で生徒の指導に当たっていきます。 来年もよろしくお願いいたします。

《冬期講座期間中の通常授業について》

自啓館では 12月17日(土)・24日(土)・25日(日)・27日(火)~30日(金)、 1月4日(水)~7日(土)、9日(月)の期間で 冬期講座 を行います。 冬期講座中の通常授業は休講となります。 よって通常授業は2週間ほどお休みになります。

受験生については、本番前の追い込み、他学年においては、2学期の重要な学習内容の復習、および冬休み明けのテスト対策に取り組みます。 受験生はもちろん、他学年についても冬期講座への積極的な参加をお待ちしております。