自啓館だより
平成30年 5月
No.153

日本の四季は「二十四節気」と「七十二候」という季節に分かれています。

二十四節気は1年を24等分したもので、「立春」から始まり、「大寒」で1年を締めくくります。 七十二候は、二十四節気をさらにそれぞれを3つの季節に分け、1年を72等分したものです。 例えば、二十四節気は、「春分」・「啓蟄」・「夏至」・「大暑」・「秋分」・「立冬」等々。 この辺りは、耳に馴染みがあると思います。

4月5日〜19日頃を二十四節気で「清明(せいめい)」(すべてのものが清らかで生き生きとするころという意味)と言いますが、それをさらに初候・時候・末候の3つに分けて、それぞれを、「玄鳥至(つばめきたる)」・「鴻雁北(こうがんかえる)」・「虹始見(にじはじめてあらわる)」といいます。 「虹初見」は、冬の間、乾燥していた大気が潤うようになり、雨上がりの空に虹がかかるようになるという意味です。

昔は細やかな季節を感じとり、農業を中心に生活を営んできました。 気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候で、もともと古代中国で作られました。 古代のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候の名称は日本の気候風土に合うように何度も変更されています。 1874(明治7)年の「略本暦」では、それまでと大幅に異なる七十二候が掲載され、現在にいたっています。

二十四節気では、「清明」から「穀雨(こくう)」へと移り変わりますが、すべてのものが清らかで生き生きとするこのころ、気持ちを新たにいろいろなことに挑戦してほしいと思います。

♪♪ ゴールデンウィーク中の休講について ♪♪

4月30日(月)〜5月5日(土)まで、授業が休講となります。 5月7日(月)から、通常通り授業が始まります。 お間違えのないようお願いいたします。

緊急の連絡等がございましたら、各教室あてにお電話ください。

留守番電話になった場合、メッセージに生徒さんの名前と所属している教室名を必ず入れていただくようお願いいたします。 連絡の行き違い等を避けるために、ご協力お願いいたします。

◇◆◇◆ 入会規約の再確認をお願いします ◇◆◇◆

新たな年度を迎え、入会時にお願いした主な規約を、もう一度ご確認願います。

  • 休会・退会の連絡(休会届・退会届の提出)は、前月の20日までに、必ず保護者の方がご連絡ください。20日を過ぎますと翌月は継続扱いになり、授業料が発生し、休会・退会は翌々月からの扱いになります。
  • 学校行事などの理由で欠席の場合には、前日の21時30分までにご連絡があれば、振替授業を行います。前日までにご連絡をいただかない(当日連絡または無届)場合は、振替授業の申込みはできません。
  • 振替授業は欠席日から2ケ月以内にこちらの指定する日時で行います。また一度振替授業の日時を決めますと、再度変更することはできません。なお、定期テスト対策講座の振替授業はできない場合があります。
  • 実力テストは、中学3年生(高校受験生)、および中学受験コースの生徒は必修となります。
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